サ－キットタクシ－ 1 そしていよいよコ－ス１０００という一周１kmのサ－キットでの実地走行です。先導するプロドライバ－の後を金魚のフンよろしく６台の車が、追従走行するプログラムです。
プロドライバ－の後を走るということはコースを速く安全に走ることの第一歩のようです。
幸い金魚のフンの１番目だったので先導ドライバ－のブレ－キのタイミング、コ－ナ－の曲がるラインをなんなくですがつかむことができました。
だんだんサ－キットを走ることが不安ではなく楽しくなってきます。
先導走行を終わらせると、次はフルブレ－キングとスラロ－ムという赤いポールの間をジグザグに走る練習です。
１００Ｋ近い速度から思いっきりブレ－キを踏むことは、日常ではなくなかなかなかったのでおもしろい体験でした。
その後、昼のお弁当を講師のドライバ－と和気あいあいと食し、午後からはコ－ス２０００というサーキットに移動しての走行となりました。
コ－ス２０００はヘアピン、メインストレ－トがあり日本有数の「超テクニカルなレイアウト」とのこと。当然、先導車付きの走行となります。
コ－ナ－での曲がり方が今一つよくわからなかったのですが、３、４週走るうちにだんだんわかってくるみたいです。
いい感じです。
次はプロのドライバ－の運転する車の助手席に乗っての走行でした。
私が同乗したのは佐藤さんと言う美人ドライバ－、車はトヨタ８６です。
さすがプロのドライバ－・・・。こんなスピ－ドでカーブにつっこむ！？と思いきやものすごい減速でコ－ナ－曲がっていきます。
震度４の地震にあったように身体がゆれる感じでした。
カ－ブを曲がるコツはコ－ナ－前にガツンとブレ－キをかけて曲がっているうちはブレ－キペダルを軽く踏みつつコ－ナ－をぬける時ハンドルを真直ぐにしアクセルを踏む午前中の講義のおさらいを実地体験したのでした。
それが終了すると、今度は金魚のフンを３台にしてそれぞれ交替で先導車の一番の金魚のフンになっての走行です。
これもそつなくこなし、最後は先導車１台に金魚のフン１台マンツ－マンの走行です。
段々中年おやじ大胆になってきたようで、先導するプロのドライバ－時々あおってしまったのでした。

ヒンシュクを買ってしまうかもしれませんが、トヨタ８６と私の車では性能の違いがあるようです。
この２４台の中で外国の車は私だけ、当然目立ちます。
高そうな車ですね。
レ－スに使うのはもったいないですね。
トビ石でガラス大丈夫でしたか？
参加者の方からなんとなくトゲのあるご注進や嫉妬まじりのお言葉を頂戴しました。
自分が若かった頃サ－キットを走るそんな時間やお金の余裕もありませんでした。逆に若い人がこのようなイベントに出席できることの方が羨ましい気がしました。

そんな複雑な思いをかかえてちょっとドライビングテクニックに自信をもって帰宅したある日のことなのでした。

今年もあとわずかとなりました良いお年をお迎えください。

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