仕事も一段落した3月のある日、車の試運転がてら久しぶりに名古屋あたりに行ってみようと思い立ち家人とお出かけしてみたのでした。

　名古屋と言えばひつまぶし、ひつまぶしと言えば家人によると「あつた（あったではなく熱田のあつた）　蓬采軒」なんだそうです。
１０年程前に名古屋へ行った時は知りませんでしたが、大変人気あるお店のようです。
このような時は行く前にお店に電話して状況を確認するのが一番です。
出かける２日程前にお店に電話してみると本店、神宮南門店、松坂屋デパート店の三店舗があり、松坂屋店以外の２店舗は事前に店の予約帳に記入すれば並んでいなくても良いとのことです。
ちなみに神宮南門店は午前１０時すぎに受付を開始し、開店が１１時１０分頃、この頃には１２０席がほぼ満席になっているとのこと、まず店の駐車場に車を駐車し受付をすませてから熱田神宮を参拝し、店の指定する時刻に来店するのが効率的な来店方法だとのことでした。
ちなみに受付をしてから入店できるまで大体１時間ちょいかかるとのこと。

　当日はトヨタ博物館を見学し、１１時半頃にお店に到着、店の前に立っている受付の男性に名前と人数を告げると「１時少し前に来て下さい」とのこと、少し長い参拝となりましたが熱田神宮で甘酒を飲んで時間を潰し１２時４０分頃いざ店へ。
結局２０分くらい待合室で待機した後２階の座敷に案内されたのでした。

　店の感じは明るく女性の店員さんもテキパキしています。
当然注文は3,600円のひつまぶしです。
店員さんの持ってきてくれたひつまぶし、木のおひつに入っています。
おひつの中の鰻とご飯をまぜる（まぶず）これがひつまぶしの由来とのこと。

しゃもじでおひつの中身を四等分に区分し、
一膳目はそのままうなぎの味を・・・
二膳目はのりやわさびなどの薬味を加えて・・・
三膳目はお茶漬けで・・・
四膳目はお好みで・・・というのがお作法のようです。
　鰻は細かくきざんである為、簡単に四等分できます。
味は甘みのある少し濃い目のタレ、鰻はトロトロ、テラテラです。
自分的には、なにもせっかくのうなぎをお茶漬けにしなくてもと思いましたがタレが濃いめなので三膳目のお茶漬けがお口の中をリセットしてくれます。
当然四膳目は、またそのままのうなぎを・・・ということになりました。

これだけ待つのもどおかと思いますが、食して十分おいしいひつまぶしでありました。

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Ｈ28年4月 蓬采軒でひつまぶし食べてきました

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