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令和6年4月 食道がん?!になってしまいました その4 ~病理検査の結果は~
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令和5年6月 私の株式投資法 その5 ~5銘柄の株を買ってみました~
R5年5月 私の株式投資法 その4 ~売りのタイミングは?~
R5年4月 私の株式投資法 その3 ~いつ株を買えば良いのでしょうか~
R5年3月 私の株式投資法 その2 ~どのような投資ファンドを作ったら良いのか~
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H30年4月 ビットコインを買うのなら(麦わら帽子は冬に買え)その1
H30年2月 3年ぶりに甲斐バンドのライブに行ってきました。
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H29年3月 恥ずかしながらビジネスクラスで伊にいってしまいました。その2
H29年2月 恥ずかしながらビジネスクラスで伊に行ってしまいました。その1
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H24年11月 妻がワンル-ムマンション?!買っちゃいました
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H21年10月 マンション経営セミナ-に参加してみました その3
H21年9月 マンション経営セミナ-に参加してみました その2
H22年1月 今年もよろしくお願いいたします
税理士事務所を開業させていただいて17年目となりました。
ありがたいことです。
最近は釣りのことや身の廻りのことを題材にしてきたので、今回は少しまじめなお話をしようと思います。
税理士試験の中に‘財務諸表論’という科目があります。
決算書を作成するための学問です。
そしてこの学問の成立する前提条件の中に、継続企業の公準というものがあります。
簡単に言えば会計という学問の前提として、会社は無限に存継するというものです。
しかしこの公準果たして正しいのでしょうか。
平成20年には45社の上場企業が倒産している状況をみると、最近は継続企業の公準が土台から崩れ始めているような気がします。
つまり企業が継続するのはもちろん会計学を勉強する者にとって前提ですが、その前提はあたり前でなく理想になりつつあるということです。
中小企業が倒産するように上場企業もバタバタと倒産する、今まであまりなかったことがおきています。
では中小企業が倒産する原因は何でしょうか。
その原因の1つに、見栄と贅沢を混同してしまうことがあると思います。
そしてこの混同が継続すると、自分自身はごくごく普通に仕事をしているつもりでいても徐々に体力を失い、ついにある些細なことをきっかけに倒れてしまうことになります。
寅さんシリ-ズの中に『寅次郎 夕焼け 小焼け』という作品がありますスト-リ-はいつものパタ-ンで ~~
寅さんが久々に「とらや」に帰ってきます。
しかし、些細なことでとらやの家族と喧嘩して家をとび出してしまいます。
その後気分直しに焼き鳥屋で一人寅さんが飲んでいると、見窄らしい老人(宇野重吉 実は日本画壇を代表する画伯)が無銭飲食を店員にとがめられているのを目にします。
かわいそうに思って、飲み代を肩代わりして家につれて帰り「とらや」に泊めてあげます。
宿屋と間違えた老人は、おいちゃん、おばちゃんたちにうなぎが食べたいなど横柄な態度を取り顰蹙を買ってしまいます。
その時茶の間の寅さんたちの前で、おいちゃんが老人にこう言ってやったんだという場面があります。
『 うなぎなんてものはな、
我々額に汗して働いている人間たちが月に1度か2ヵ月に1度
何かこう ~ おめでたいことでもあった時に
今日は1つうなぎでも食べようかって大騒ぎして食べるものなんだ
おめぇさんみたいに1日中何もしないでゴロゴロしている人間が
うなぎなんか食ったらバチがあたるぞ!! 』
贅沢をよく表していると思います。
贅沢では会社は倒産しません。
本当に恐いのは見栄をはることです。
見栄は贅沢の連続になります。
中小企業を船にたとえるなら~
小型の船です。
意志決定が速く、小回りがきくことが大きな推力なります。
しかし元来大企業と異なり、船体が大きくありません。
“贅沢と見栄”うまく使いこなせないと
船に水がたまりやがて沈没となってしまいます。
自分自身の手足が見栄という糸に絡まって身動きできない状況になってしまってはどおにもなりません。
贅沢は良いが見栄ははらない この辺のことを肝に命じたいところです。
山田修税理士事務所 川崎市麻生区万福寺1-12-21 ヴィークコート新百合ヶ丘101号
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