　３．１１以降皆様どのようにお過ごしでしょうか？

　地震の時私は事務所で顧問先の社長さんと打合せをしていました。
　まず、社長さんより
　｢　山田さん。大きいですよ。｣
　と言われ
　「　？　」　です。
　それから揺れが徐々に大きくなってきました。
　職員共々ドアが開かなくなり事務所内に閉じこめられるのを恐れ、外へ移動しました。電線がなわとびの縄のようにたるみ、アスファルトが揺れています。生まれて初めてこれは子供の頃からずっと言われ続けてきた大地震に直面しているのかもと思いました。

　その日は電車が停まりたくさんの方が、多くの時間とエネルギ－を使い我家に向かったようです。

　しかし・・・これほどの大惨事になっていたとは思ってもみませんでした。

　地震 → 津波 → 原子力発電所の放射能もれや停電

　津波による被災地の受難はまるで映画のワンシ－ンを観ているようで、とても現実に東北地方で起こったこととは思えません。その上福島第一原子力発電所の事故です。まだまだ安心できない状況です。

　今回の震災で思うことは本当に原子力発電所が必要かということです。

　土や海そして水が汚染されず子供達が被爆することが将来ないようなら私は喜んで倍の電気料金を支払います。

　ちなみに発電電力量の内訳については調べてみると水力１０％火力６０％　原子力３０％（２００４年資源エネルギ－庁の資料より）となっています。

　つまり原子力発電は全体の３０％にすぎず火力発電が今でも主要な電力供給源であることに変わりありません。
　その上驚いたことは、原子力の設備利用率が８０％なのに対し火力は４０％水力は２５％となっています。

　つまり原子力発電所だけ稼働率を上げ、他の発電所の稼働率を下げているのが現状です。
　素人考えですが単に火力発電所の稼働率を４０％→６６％にすれば電力需要は賄えることになります。

　とてもとても考えたくないことですが、原子爆弾なんか開発しなくても、敵国を攻撃したかったらその国の原子力発電所を爆発損傷させるだけで十分ダメ－ジを与えることができます。

　想定外のことを想定するなら、お金と時間がかかっても日本では火力､水力そして『知力』を使った発電をしてもらいたいものです。

山田修税理士事務所　　川崎市麻生区万福寺1-12-21 ヴィークコート新百合ヶ丘101号

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