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仰げば尊し我が師の恩・・・・・
 小学校3年生の頃・・・授業に興味が持てずぼんやり鉛筆を削っていた私は、当時担任だった男性教諭からチョークを投げられ「うすばが野郎」とどやされたことがありました。
 その後、学年が変わり放課後校庭で野球をしていた時「やまちん やってるね!!」と新担任の先生から声をかけてもらいました。
 そして、その先生に褒めてもらいたくて勉強するようになったことを確か『みにくいアヒルの子』というタイトルの事務所便りに書いたと思います。
 意外と小中学校の体験は、貴重だったんだなあ~そんなことを思いながら『租税教室講師養成研修 』という講習会に出席してみたのでした。
 この講習会は、小・中・高の学生に対して税金とは何かを理解してもらう為の講習会の講師の研修なのでした。
 小学生、中学生、高校生用のテキストがありそれに基づきスライドを展開させつつの講義を進めるための研修でした。
 第一の印象は自分には・・・できない・・・というか・・・合わない・・・
 子供相手に鬼瓦みたいな中年男が税金はとられるものでなく納めるものなのです!!と言ってもなにか強要するような感じでなじまない気がしました。
 断然ニコニコした愛嬌のある女性が向いています。
 この租税教室は、税金はとられるものでなく納めるものなのだ。
 ということを幼いころから教えておけば脱税する輩は減少するだろうということを目的としているようです。
 また、国の財政状態のことも当然説明するわけですから自然と政治や社会に興味を持つ人たちが増えることになり今後も積極的にすべきであろうと思います。
 そんなことをぼやっと思いつつ、自分なりにこの国の現状はどうなっているのか考えてみました。
 「日本の税収」というキーワードでグーグル検索してみると「国の財政日本の現状と課題」というPDFがでてきて歳入の円形の図表がでてきます。
 平成24年度の予算国税収入が42.5兆円、借金が44.2兆円です。
 合計で90.3兆円。
 42.5兆円の税収のうち所得税が3割の13.5兆円、法人税が2割の9兆円、消費税が2.5割の10兆円、残りが相続税などの諸税となります。
 ちなみに相続税の税収は1.4兆円で酒、たばこ税の合計の半分ちょいです。
ここで簡単な割り算をしてみました。
 日本の人口は1億2800万人です。
 そのうち就業者は6277万人で所得税の税収である13.5兆円を就業者人口で割ると大雑把ですが、一人当たりの所得税はでてきます。・・・平均21万円です。
 また、所得税を納めると翌年住民税がかかってきます。
 これも大体20万円って感じです。
 つまり、日本の平均的勤労者は1年間で約40万円の所得税、住民税を納めていることになります。
 この金額は高いのでしょうか?安いのでしょうか?
 高校を卒業し60歳まで働いた場合には(60歳-18歳)×40万円=1,680万円の税金を負担することになります。
 たくさん税金払いましたね!と言っていい金額です。
 しかし、租税教室の資料によると公立学校の場合、生徒1人あたりの金額は小学校が年間827,000円、中学校が年間957,000円、高校が年間918,000円使われていて、小学校から高校までの12年間で、1人に約1,050万円の税金が使われているということです。
 結局18歳までに国は1050万円もの税金を投入していることになります。
 大学に行けば、もっとかかることになります。
 となると納税額1,680万円から1,050万円差し引くと630まんえん~この金額が教育費を差し引いた正味の生涯納税額となります。
 その上人は生まれてから亡くなるまで様々な行政サービズを受けています。
 630万円を80年で割り算すると月額6,500円となり、掛捨ての生命保険料並みの税金しか納めていないとこになります。
これでは、借金しなけりゃやっていけないわけです。
 ではもっともっと所得税の税率を上げれば良いのでしょうか?
 現在の最高税率が40%でアメリカや韓国の35%と比べても高い水準です。
 法人税の実効税率もアメリカと並び39.54%と世界でも最高水準です。
 結局消費税くらいしか増税できるものがないということになります。
 なぜなら1%増税すると2兆円の増収が見込めるからです。
 消費税率の引上げは、経済状況の好転を条件に、平成26年4月より施行されることとなっていますが、いずれにしても消費税の増税は、避けては通ることのできないことがらのようです。
今年もあとわずかとなりました。
皆様もよいお年をお迎えください。
 山田修税理士事務所      川崎市麻生区万福寺1-12-21   ヴィークコート新百合ヶ丘101号
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